bj開幕!

「なんか、あっという間でしたねぇ」
こう語ったのはヒステリアメンバーのカメラマン・中村斗音さん。東京アパッチの公開練習を見学しに行って、専属カメラマンをしている中村さんとお会いした際の一言です。
まさにその通りでした。4月30日のファイナルからほぼ半年。よく考えれば結構な時間ですが、その間トライアウトやドラフト会議、さらにはドラフト外選手や外国人との契約、各チームの海外遠征、プレシーズンマッチ、エクスパンション等bjリーグの話題には事欠きませんでした。 しかしそれらはあくまでもオフの楽しみ。料理で言えば食材や調味料みたいなものです。いよいよ始まるシーズンこそが一番の楽しみ、いわば調理されてテーブルに出てきたメインディッシュです。あっという間だったとはいえいいかげん腹が減ってしょうがなかったので、当然のように開幕戦から味わうことにしました。

11月4・5日の開幕カードは所沢での埼玉‐富山と有明での東京‐大阪。今シーズンのスケジュールを見てみると、埼玉のホームゲームと東京のホームゲームは結構日程がかぶってますね。どちらかが遠征に出ている間にもう一方がホームゲームをやるほうが個人的にはありがたいんですが、体育館の確保の問題もあるから仕方ないんでしょうかね。それにしてもかぶりまくりな気がしますが。
まぁそんなことを言っててもしょうがないので、とりあえず4日は所沢、5日は有明に行くことにしました。エクスパンションチームの富山がどういうチームになっているのかという点と、ビッグマン石橋貴俊やLegend出身のbjリーガー・武井修志(ST)をまずは見てみたいと思ったわけです。
所沢市民体育館についたのは試合開始40分ほど前。場内では既に開幕セレモニーも始まっていて、なかなか良い雰囲気。チーム結成10年ということでスクリーンにはJBL時代の懐かしい映像も流され、この日を待ち焦がれた3683人のブースターは早くもヒートアップ気味です。所沢市長の挨拶もブロンコスに対する愛着と期待がうかがえる、熱い言葉でした。
そして試合開始。スターターは富山がドラフトNo.1ピックのルーキー呉屋貴教、根間洋一に外国人3人という布陣。呉屋と根間は沖縄出身で、一見外国人オンザコート5に見えます(笑)。一方ホームの埼玉は安齋竜三、清水耕介、庄司和広、マーカス・トニーエル、新外国人アンドリュー・フィーリーというラインナップ。
課題だったインサイドが補強され、プレシーズンも好成績だった埼玉ですが、試合は富山ペース。外国人3人が次々に得点を決めていきます。特にジェロッド・ワードが内外角に活躍し、来日してまだ2週間とは思えない働きぶりです。埼玉も内外角のバランスは悪くありませんが、どうも後手に回っている感じ。終始5~10点差をつけられる展開で前半を終えます。
後半も流れは富山。埼玉はフィーリーがゴール下の強さを見せますが、4Q開始直後には点差が18にまで開いてしまいます。残り2分頃からようやく追い上げ態勢に入るものの、この時既に庄司と清水太志郎が不可解なジャッジ連発でファウルアウト。最終的には102‐88で富山が参戦初ゲームを勝利で飾りました。
この日見た限りでは、富山の外国人はなかなかいいかも。ただし「個人技に関しては」という注釈つきです。また、この日の102点は全てスターターによるもの。ベンチメンバーでは野尻晴一と米本聡が悪くなかったという程度で、今後は控えの成長は急務でしょう。ちなみに武井はわずか3分の出場。ま、シーズンはこれからですよ。
埼玉はというと、こちらもチームとして組織立ったプレイがまだ少ないように感じられましたね。それと、フィーリーのポストプレイというオプションが加わったのは好材料ですが、昨シーズン得点ランク2位のトニーエルの存在感が少し薄くなっている気がします。この試合だけの話だったら良いんですけどね。

日付変わって5日は有明へ。前日はなんと9000人を超える大観衆だったということですが、思えば1年前も初日に3700人を集めながら翌日は2000人を切っており、正直なところ今年もまた2日目は少ないのかなと思っていました。
しかし今年は違った! この日の観客数は6401人。さすがに前日よりは減っていますが、それでも昨シーズンファイナルに次ぐリーグ歴代3位の数字です。東京は元プロ野球選手・東尾修氏の社長就任で話題になりましたが、もしかしてこれって東尾効果ってヤツですか?
あとは選手達が良いゲームをして、この日来てくれた人達がリピーターになってくれれば万々歳というわけですが、その大観衆が狂喜乱舞する展開が待っていようとは、僕には想像できませんでした。
ゲームは序盤から東京ペース。得点源のヘリコプターことジョン・ハンフリーがエンジン全開、昨季は仙台でプレイしたマイケル・ジャクソン(同姓同名の大物ミュージシャンと誕生日も同じ)も攻守に良いプレイを見せます。それに加えてこの日は青木勇人が大爆発!! 外角シュートがことごとく決まり、前半だけで18得点。チームも前半で19点リードします。
3Qは一進一退の攻防で進み、東京が20点リード。このまま東京の快勝と思った人がほとんどだったでしょう。ところがどっこい、大阪はここからマット・ロティックが3ポイントを連発して追い上げます。点差が開いたことでかえって開き直ったのか、思い切りよく打っていました。その合間にジェフ・ニュートンがフリースローで着実に加点、みるみるうちに点差が詰まります。
対照的に東京はシュートが良いタイミングで打てません。3Qまで大活躍の青木勇人もこのQは苦しいシュートを打たされる形。東京は昨シーズンの開幕戦も後半のスタミナ切れで追いつかれ、プレイオフでも前半は粘りながら後半新潟に突き放されています。その悪夢が甦るかのごとく、ディフェンスの脚が止まってしまいました。
館内に歓声と悲鳴が入り交じる中、残り3分余り、ロティックの3ポイントでついに逆転!! 実にこの間、東京はまさかの無得点。逆に5点差を許し、残り2分を切ろうかというところからようやく追いすがっていきます。残り1分からファウルゲームを仕掛けると、これが半ば成功した形で少しずつ点差が縮まり……ここからがどんでん返し。
残り5秒でニュートンに2投を沈められ5点差、これで万事休す……かと思いきや、東京のタイムアウト後ハンフリーの3ポイントに対して石橋晴行がファウル。これを3投とも決めた後、大阪のスローイン時に城宝匡史がオフェンスファウル! 大阪タイムアウトの後、東京は仲摩純平が3ポイントを打ちますがこれをロティックがチェック、ボールは大きくそれてしまいます。
さすがにもうダメだと思ったら、ゴール下に飛び込んでいた勝又英樹がタップで押し込み同点!! 実は時間切れだったような感じもしましたが(爆)、大歓声でブザーも聞こえなかったので確信はなし。ともかく審判の判定はカウントということで延長戦突入です。
延長戦も一進一退、しかし既に3人がファウルアウトしていた東京はジャクソンもファウルアウト、同点の残り29秒でハンフリーまでファウルアウトしてしまいオール日本人に。最後はロティックがオフェンスリバウンドを押し込み、98‐100で大阪の大逆転勝利となりました。それにしても、有明を2日目にしたのは結果的に正解でしたね。すごいゲームでした。

残る2カードは新潟があと一歩で全員得点・全員リバウンド・全員アシストのチームバスケで仙台を一蹴、大分は1戦目は終了間際の同点3ポイントで延長戦、2戦目は鈴木裕紀のブザービーターで高松に連勝と、生で見たいゲームが展開されたようです。
今シーズンも全チームのホームゲームを見て回る予定なので、「遠くてなかなか行けない」という方にも少しでもbjの雰囲気を味わっていただけるよう、できるだけレポートしていきたいと思っています。


世界選手権に行ってきました!!

この夏、4年に一度のビッグイベントが開催されました。テレビCMも結構流れていたので、言うまでもないですよね。バスケ界で最も権威のある大会、FIBA世界選手権です。4年に一度といっても、日本開催に話を限れば100年に一度(たぶん)。せっかく世界のトッププレイヤーが集まるんだから、もし見に行かなかったら後悔しすぎて発狂するかも。そんなわけで、行ってきました。

と、見に行くことだけは決めていたのですが、問題はいつ行くか。そりゃできるもんなら全日程会場に足を運びたいですがそういうわけにもいかず、グループラウンドは断念。さいたまスーパーアリーナでの決勝トーナメントに入ってからということにしました。
もし日本が決勝トーナメントに残れば日本戦の日と思っていたのですが、日本はグループラウンド敗退。というわけでその日は自分の都合を優先させました。でもニュージーランド(日本と同じ組の4位)のウォークライも見たかった(泣)。
そんなこんなで選んだのは29日の準々決勝1日目。カードはスペイン対リトアニア、アルゼンチン対トルコです。あまのじゃくなのであえてアメリカ戦は回避(爆)。ということで、当日コンビニでチケットを入手してさいたま新都心へ出発しました。今回は取材ではなく、一般客として会場入りするんですが、代々木開催のJBL(1000円)に慣れている身としては6000円は高い。というか普通に考えても、いくら世界選手権とはいえ自由席でこの値段って、「金のない奴は見に来るな」ってことでしょうか。
とりあえずそれはおいといて、試合開始の30分ほど前にさいたま新都心駅に到着。電車を降りるとやはり同じように改札に向かう外国人がチラホラ。改札を出ると、チラホラどころではありません。夫婦らしき2人組から数十人の団体まで、もう外国人だらけ。それほど、このイベントは世界中から注目されているのです。ただしここはバスケ後進国・日本。ここから会場にいた約6時間の間に、日本のバスケが抱える問題点をいろいろ目の当たりにすることになります。

買ったチケットは自由席のため、上のほうまで階段を上って会場入り。持ち物検査は結構テキトーでした。入ってすぐ両脇に売店があったので食べ物を見てみましたが、これといったものはなく値段も高め。やはりスポーツ観戦の際は、飲み物と食べ物はあらかじめ用意しておいたほうがいいですね。
で、「一応他の売店も見てみるか」と廊下を一周したんですが……その他は全部閉店。っていうか、そもそも人がいません。決勝やアメリカ戦のある日ならまた違った状況だと思いますが、自由席はあまり人が入らないんですね。だから売店も開いていないのです。中に入ってみたら、案の定自由席はガラガラ。観客は、入場口を入ってすぐのエリアに集中していました。
それにしても大きいアリーナです。世界選手権をやるには十分すぎるくらいですが、それほど立派なアリーナを残念ながら生かせていません。自由席だけでなく指定席も空席が目立つのです。「想定の範囲内」というヤツではありますが、かねてからファンの間で話題になっていた「PR不足」が、現実として目の前に現れたわけです。チケットの値段のわりにはよく入ったほうだという気もしますが、あれじゃバスケに興味のない人は来ませんよ。この機会にバスケの認知度を高めたいという意識はないんですかね?

そんなことを思っているうちに時間は午後4時半、第1試合のスペイン対リトアニアが始まりました。両チームとも母国からの応援団がすごいですが、ゴール裏に陣取った2~300人くらい(?)のリトアニアサポーターは特にノリノリです。Legendの観客でもあんなに大騒ぎしてるかどうか。
でも、それ以外はとっても静か。日本人の観客はただ観ているだけです。ま、これも予想通りというか、いつも通りというか……。なんせ、コート上の選手やコーチの声もしっかり聞こえてくるくらい(もちろん何を喋ってるかはわかりませんが)。一番上のほうの席に座っているのにもかかわらず、です。
ところで肝心のゲームの中身はというと、「スペインはゲーム運びが安定してるなぁ」という印象でした。スペインが地味ーな部分で強さを発揮して、リトアニアは普段のバスケをさせてもらえなかったというところでしょうか。3Q早々にダブルスコア近くまでいってしまい、ゲーム的に大きな盛り上がりがないまま終わったという感じでした。
地味なんですが、アリウープなど時折スーパープレイを見せるあたりがさすが。そういう時ばかりは日本人の観客も盛り上がってましたね。でも、そういうスーパープレイが飛び出してもリプレイを流さないから確認できない。せっかく大きいモニターがあるのに有効活用しないのは、経費削減でしょうか? それではファン無視という気もしますが……。スコアボードも上のほうからだと見づらかったですね。得点だけでももう少し大きく表示してほしかった。
あと、パウ・ガソル(NBAメンフィス)やファン・カルロス・ナバーロ(FCバルセロナ)が良いプレイを見せると「キャー」という黄色い声も。スペインの試合でこれですから、アメリカの試合だったらと思うと怖くなります(爆)。

1試合目が終わった後、半券で再入場ができるということで、売店が物足りなかった僕は一旦外に出ました。ようやく下のスタンドの入場口まで降りてきたところで遭遇したのは、日本代表の東野智弥アシスタントコーチ! とりあえず握手して「阿部ちゃん、頑張ってるみたいですね」「広島、お疲れ様でした」とだけ言葉を交わしました。
そういえば東野さんは、4年前に北九州で行われた車椅子世界選手権(ゴールドカップ)でも日本代表のアシスタントコーチでした。日本開催の世界選手権で2度ともスタッフ入りした唯一の人なのです! そのあたりの話もいずれ聞いてみたいですね。
その後、負けても陽気に騒いでいるリトアニアサポを尻目に、グッズ売店へ。せっかくなので記念になるものを買おうと思ったのですが……バッドばつ丸というマスコットキャラクターが何とも可愛くない。このキャラが入っているグッズを避け、最終的にいろんな理由をこじつけてトルコのTシャツに落ち着きました。ところが、数日後ヒステリアメンバーのS氏(大会ボランティアに参加したそうです)の口から衝撃の一言が!! 「トルコのTシャツ? タダで配ってたよ」……なんでも次回開催国ということでいろいろ配っていたそうです。調査不足でした(泣)。

露店で空腹も満たし、再び場内へ。2試合目はアルゼンチン対トルコです。これまた両チームとも応援団が盛り上がってます。アルゼンチンサポの中には、エマニュエル・ジノビリ(NBAサンアントニオ)のスパーズユニフォームを着ている人も数人。NBAでもスーパースターですが、やはり母国では英雄なんでしょうね。トルコサポの、指定席組と自由席組のやりとりは面白かった。
ゲーム展開は、こちらもまた前半で差がついたため少々まったりムード。トルコは決して悪くなかったと思いますが、いつの間にやらアルゼンチンが大量リードしてました。やはり技術的な面では見応え十分で、アルゼンチンはパスと外角シュートが特に上手い。ジノビリに関しては、緩急のつけ方が見事ですね。常にフルスピードで自爆気味だった五十嵐圭とはえらい違いです。
それと、タイムアウト中に気になったのは、ダンサーについて。わざわざ海外からやってきた(であろう)彼女達、一部を除いてノリの悪い観衆に囲まれ、どんな気持ちで踊っていたのでしょうか? ま、会場にいた外国人は皆「なんでこいつら、こんなにおとなしいんだ?」と思っていたかもしれませんが……。

こうしてこの日の2試合が終了。正直言って、どちらかだけでも接戦になってほしかったなぁという気分だったのは否めません。しかし「世界」というレベルはひしひしどころかビシバシと感じました。それに、40分間一生懸命応援した4チームのサポも、それに応えるべく奮闘し続けたチームの姿勢も素晴らしかった。良いものを見させてもらいました。
上記した以外にも何かと不満や疑問、違和感を感じることが多かった(特に協会幹部に関して)今大会ですが、それらは大体予測できたこと。たった2試合でも世界のバスケを堪能できて、純粋にバスケを楽しむという意味ではこれ以上ない機会でした。皆さんにとっても、何か特別なものを味わった素晴らしい時間であったことを願います。


bjホームタウンレポート埼玉編・祝10周年!!

2ndシーズンに向けて着々と準備が進んでいるbjリーグ。地域密着が大前提ということで、どのチームも本拠を置く県内で20試合のホームゲームを戦うわけです。僕は昨シーズン、どうにか全6チームのホームゲームを見ることができました。来たるシーズンも8チーム全てのホームゲームを見るつもりです。
で、昨シーズン僕が最も多く足を運んだのは埼玉でした。メイン会場の所沢市民体育館は僕の自宅から45分程度で行けるとあって、他の会場に比べると取材に行く機会が多く、春日部での2試合とさいたま市での1試合を含めて実に11試合も見てしまいました。
そんなわけで、今回は埼玉ブロンコスのホームゲームを振り返ってみます。

埼玉ブロンコスのそもそもの始まりは10年前でした。旧日本リーグ所属のアンフィニ東京が廃部となり、所沢を拠点とした市民球団として生まれ変わったのがスタートです。中心となって立ち上げたのはアンフィニOBの成田俊彦氏(現GM)。その後実業団リーグを勝ち上がって、市民チームでありながら特例でJBLに参戦。やがて新潟アルビレックスと手を組んでbjリーグ参画となるわけです。
JBL時代は資金不足で宣伝活動もままならなかったのだと思います。埼玉県内での試合も年々増やしていったのですが、集客面ではかなり苦労していました。JBL最終年の04-05シーズン、地元所沢での日本リーグ(2部)セミファイナルですら、集まった観衆は数百人にすぎなかったのです。機構に金を吸い上げられてチームには還元されないJBLのシステムでは限界があったわけです。
いざプロリーグ参戦となると、チームとしても気合いが入っている様子がうかがえました。一旦全選手を手放し、JBL日本リーグからbjに挑戦した選手を中心に編成し直しました。前年から残ったのは安藤毅と中西恒彦の2人だけ。その結果、日本人戦力はbjでも新潟に次ぐレベルになり、そこに元NBAのデービッド・ベンワー(僕は未だにベノワと言ってしまいます)も加わって戦力は整った……はずでした。
開幕直前になると、所沢駅前と新所沢駅(体育館最寄り)前の商店街に、緑色のバナーが掲げられました。体育館までの通り道でも店にポスターが貼られていたり、試合当日には新所沢駅の改札前でスタッフがビラを配ったり、できる範囲で告知はしているように思われました。また、地元埼玉で世界選手権が行われるとあって、ブロンコスはそのPR活動も行いました(bjを敵視している日本協会はこの事実をどう考えているのでしょうか)。
そしてホーム開幕戦、所沢市民体育館には2600人が集まりました。とはいえこれは、杉山清貴が来場してサポートソング「THIS IS LIFE」を歌ったことが大きかったかもしれません。実際これは僕も感動しました。しかしその後は低迷します。せっかくホーム開幕戦で新潟に勝利(チーム創設以来初)したにもかかわらず、そのお客さんを引きつけるまでには至らず。1000人を切るゲームが続き、他チームに後れを取りました。 その状況に変化に見え始めたのは、岐津知平氏をスタッフに招聘したことが理由に挙げられます。彼は、新潟で現場マネージャーからGM補佐まであらゆる仕事をこなした人。チケットのさばき方からスポーツドリンクの作り方まで、何でも知っているのです。彼以上にプロチーム運営のノウハウを持っている人物は、日本バスケ界にはいないかもしれません。
そんな彼の努力もあって、僕が見に行く度に観客数は増えていきました。量だけでなく、質も徐々に変化したように見受けられます。静かに見ている人がほとんどだったのが、ワンプレイごとに一喜一憂するようになったと感じました。成田氏によれば、ブースター同士のつながりもどんどん広がっているとのこと。チームのキャッチフレーズ「絆」が明確な形になってきているみたいですね。

客席の様子が変わってきたのは、チームの上昇も大きな理由の一つです。
仙台戦で2勝目を挙げた後、泥沼の連敗街道にはまってしまったブロンコス。ベンワーの戦線離脱が大きな痛手だったのは言うまでもないですが、戦術が機能していなかったり選手同士のコミュニケーションが不足していたり、いろいろと問題があったのも事実。コーチからプレイヤーに復帰したチャールズ・ジョンソンも年齢には勝てませんでした。
そこで登場するのが庄司和広選手。解散したJBL福岡からbjに乗り込んできた、元日本代表の実力者です。そして、プロの先駆者・新潟で5シーズンを過ごしてきたプレイヤーでもあります。ついでに言うと、岐津氏とは北陸高校の同期で、大和証券と新潟でも共に戦った腐れ縁。その庄司が、チームを少しずつ変えていったのです。
彼はまず、チームに専属通訳を連れてきました。それまで通訳を務めていたのは青野和人選手。練習でも試合でもゼーゼー言いながら必死に外国人コーチの言葉を訳していたわけですが、通訳業から解放された青野選手のパフォーマンスは見違えて良くなりました。プレイに集中できる環境を選手に与えることは、これほどまでに大切なことなのだということです。
コート上では、チームプレイの重要性を自らのプレイで示しました。持ち前のオフェンス力を発揮するのは4Qだけ。3Qまでは、他の4人が少しでも確率の良いシュートを打てるようにとパスを回していました。次第に、マーカス・トニーエルの1on1に頼りがちだったオフェンスはボールが動くようになり、外国人がボールを離さず強引にシュートに行ってミスという悪いパターンが減りました。
そして3月3日の仙台戦、4Q残り1分で6得点を挙げた庄司の活躍で連敗を19でストップ。その日1000人だった観客数が翌日は倍以上になりました。何より、勝利という結果が出たことは大きく、チームの雰囲気は変わりました。それまで出番に与えられなかった安藤毅が本来の力を発揮し始めスターターに定着、安齋竜三も入籍した日に大阪を破る立役者となりました。確実にチームは上向いたのです。
三木力雄テクニカルアドバイザーが「庄司効果は大きいですね。他の選手は彼から学ぶことが多かったと思いますよ」と語ったように、庄司のアドバイスやバスケに対する姿勢は、プロ1年目で決して経験豊富とは言えないメンバーに少なからず影響を与えたでしょう。

残念ながらbj初年度は最下位に終わったものの、庄司加入後の5勝で手応えを感じたチームは、ドラフト指名よりも既存選手のプロテクトを選びました。昨年とほぼ同じメンバーをOBの山根謙二氏に託し、走るバスケットで上位進出をうかがいます。就任会見当日の公開練習も前年に比べると非常に活気があり、若い選手がアグレッシブに走り回るスタイルになりそうです。
経験豊富な庄司やベンワーに加え、得点源のトニーエルとも無事に再契約。bj2年目の台風の目になることを期待して、所沢に足を運びたいと思います。


Legend・バスケは誰のもの?

日本バスケ界のもうひとつのプロ、Legendが発足して早くも2シーズンが終了しました。既にシーズン3が開幕しています。なんでも今回は5カ月という長丁場とのこと。
今回は、その長~いシーズンのプレイベントとして開催されたLegend eXをレポートしようというわけですが、その前にまず、シーズン2のグランドチャンピオンシップ(5月27日)を簡単に振り返っておきましょう。

レギュラーシーズンを終えた段階で、ポイントトップはST。それにCHRISとFUJIが続く形です。CHRISとFUJIは前シーズンに続いてのトップ3入り。STは前シーズンは途中からの参戦だったため、ほぼ半分の出場でランキング9位。それでもトップの半分以上のポイントを稼いでいたとあって、本人にとっては今回のトップは当然の結果だったようです。その口ぶりからも自信がうかがえます。
初戦はまずFUJI対CHRIS。FUJIチームに入った仮エースの引退宣言が場内をどよめかせる中、本気を見せたFUJIがインサイドを支配。サイズ的に不利なCHRISチームはマッチアップを代えても対処しきれず、第3ラウンドでKOとなりました。競技バスケで中・高・大と全国制覇を経験しているFUJIの地力が出た格好です。
続いてST対ATSUSHI。初代チャンプのATSUSHIとしては、病気欠場となったTANAの分もと心に期するものがあったとは思いますが、「そんなことは俺には関係ない」とばかりにSTがガツガツ攻めて、初代チャンプはここで姿を消すこととなります。
というわけでファイナルはST対FUJI。初戦であれだけ猛威を振るったFUJIのポストプレイが鳴りをひそめ、STの1on1の強さが際立ちます。そんなこんなしているうちに、最後はSTチームのJUNが3ポイントを決めてあっけなくKO。STが栄えある2代目チャンピオンの座につき、一言。「こうなることは最初からわかっていた」。
それにしてもちょっと妙な感じがしたのは、「STは野武士的なキャラのわりに結構しゃべるなぁ」ということ。せっかくMAMUSHIというしゃべりの上手いMCがいるのだから、彼に話を振ってもらってやっとボソボソと話すという形にしたほうがもっとキャラが立つのに……なんてことを思ってしまいました。「俺はめったに笑わない」って、それを自分で言っちゃうのってどうなの?
それに、前述した“半分しか出てなくてトップの半分以上のポイントを稼いだ”というのもST自ら口にしたことです。なんかそこまでちゃんと勘定しているというのが意外というか、似合わない気がしました。「数字なんかどうでもいい。誰が一番なのか、見りゃわかるだろ」ぐらいのスタンスでいてほしかったというのは勝手な考えかしら?
競技バスケであっても、あるいは野球やサッカーといった他のチームスポーツであっても、選手一人ひとりの個性が前面に出たほうが面白い。Legendは個人戦なのですから尚更です。そういう意味では彼のような個性は貴重ですから余計にそう感じたわけです。細かい突っ込みかもしれませんが、これはLegendボーラー全員に言えることだと思います、はい。その点AJやぬまはLegendにふさわしい選手(というよりエンターテイナー)ですね。
とにもかくにも、SUPER FIGHT2に出場したDOCTOR Bこと中元剛(元JBL東芝)が興奮気味に「もうJBLじゃない。これからはLegendっすよ!」と言ってみたり、続いてSUPER FIGHT3に登場したKILLA Bこと青木康平(現bj東京)も「Legendもbjも同じバスケ。みんなでバスケを盛り上げましょう」と言って場内から喝采を浴びたり、Legendの存在は確実に大きくなってきていることを感じました。

と、思わず前置きがちょっと長めになってしまいました。では、6月27日のLegend eX@渋谷O-EASTに話を移しましょう。
最初のカードはビッグマン対決、FUJI&KAZ対TAKE&LINDZ。シーズン1から参戦予定ながら怪我のためようやくのデビューとなったKAZは、ミドルショットを得意とする197cm。一方のLINDZは、ALLDAYトーナメントでおなじみSUNDAY CLUEの一員。そんな初参戦同士の対決は、ジャンプショットやドライブからのダンクで魅せたLINDZ組が28-8の圧勝。ちなみにFUJIのアフロは初参戦時に比べて1.5倍増(当社比)だそうです。当社比って!!
続いてのカードは、女性ボーラーと車椅子ボーラーがチームを組んでの対決。個人的にはこの日一番注目していたカードです。かたや、日本人初のNCAAスカラシップ(奨学金)プレイヤー・SHINKO(富永慎子、元JOMO)と、“勉直”YASU(安直樹)。そして、3月まで富永とチームメイトだったYUI(花田有衣、元JOMO)と、障害者国体神奈川代表のNAOYA(本名失念、ごめんなさい)。代表の金井真澄氏によると、特に女性2人はノリノリでの参加だったそうです。
この勝負、シーズン1のグランドチャンピオンシップにおけるエキシビションで健常者との対決を既に経験しているYASUが有利かと思いきや、ところがどっこいキレのある動きを見せたのはNAOYAのほう。SHINKOのシュートも不発に終わり、18-12でYUI&NAOYA組が勝利を収めました。元々トリッキーなスタイルのYUIには、ストリートのほうが合ってるかもしれませんね。
第3カードでは、AJが連れてきた謎のアメリカ人がついに登場、その名もセバスチャン! まるで金髪アフロの仲本○事(土曜8時をイメージしてください)といったいでたちですが、どこかで見たことがあるような……そのことをMAMUSHIが訊ねると、AJが訳のわからない言語で通訳し始めました。「≒¥♭※かりえーす£★$……」「仮エースって言ってるじゃん!」……MAMUSHIに限らず、誰でも突っ込むところです。1カ月前に引退したはずなんだけどなぁ。
そんなセバスチャン、インディアナから来日(?)した目的は世界選手権のPRだそうで。CMが流れるまでは日本で開催されることもろくに知られていなかった、あの世界バスケですね。世界バスケ、世バス、セバス、セバスチャン! いったい誰がどうやってこんなことを思いついたんでしょうか(爆)。せっかくTANAが病気から復活したのに、完全にAJとセバスチャンに食われてしまいました。
でもゲームはTANA&MATSUの勝利。インディアナの英雄ラリー・バードばりのシュートフェイクも披露したセバスチャンですが、デビュー戦は敗戦。しかし、これから何をやらかしてくれるのか楽しみです。
そして第4カードはATSUSHI&STという過去2回のチャンプに対し、その2回とも涙をのんだCHRISがパートナーにHUMMERを選んでリベンジという趣向です。この日を最後にSTがLegendを離れるとあって、CHRISにとってはSTを叩く最後のチャンス。ポンポンとミドルシュートを決めてきます。しかしSTとATSUSHIの突破を止められず、CHRISはまたも敗れ去りました。
ただ、そのCHRISがイベントの最後に残したコメントは素晴らしいものでした。「このコートは誰にでも入る資格がある。みんなの場所なんだ」。まさにその通り。選手はもちろん、MCやDJ、観衆も一体となってこの空間が作られているのです。日本にも熱いバスケファンがこんなにいたのかと思えるほど、お客さんのノリは良いですからね。CHRISの言葉、どこかのお偉いさんに聞かせたいセリフです。

エンターテイメント性の話ばかりしてしまいましたが、最後にゲームの質について触れておきます。Legendは競技バスケで上のレベルに届かなかった人の集まりでしかない……そう思う人も多いかと思いますが、それは正しくもあり間違いでもあるという気がします。
ストリートでは、多少の接触ではファウルを取られません。ということは、相手が体をガンガンぶつけてきてもボールをキープしなければならない。ストリートの選手にボールハンドリングの良い選手が多いのはそのためです。また、Legendを見ていると、難しい体勢からシュートをねじこんでバスケットカウントという場面がかなり見られます。そうした球際の強さは、シュートブロックの際も容赦なく止めにいく激しいボディコンタクトが生んだもの。速攻を止めたら簡単にアンスポーツマンライクファウルを吹いてしまうJBLでは、そういう意味でのタフさはなかなか出てこないと思います。
そのタフさの象徴ともいうべきSTが、bjリーグ・富山グラウジーズと契約しました。Legendを離れるのはそれが理由だったのです。ストリートからNBAに這い上がり地位を築いた“スキップ・トゥ・マイ・ルー”ことレイファー・アルストンのようになれるかどうか、今後の日本バスケ界にとって大きな意味を持ちそうです。


bjリーグトライアウト&ドラフト

前回お伝えした通り、bjリーグは早くも次のステップに向けて動きだしています。2ndシーズンを前にまずやらなければならないこと、それは新戦力の獲得です。日本全体のレベルアップのためにも必要な作業です。
今回は、5月22日に行われたドラフト会議2006に至るまでの新戦力獲得の過程を追います。1月に開催されたトライアウト1次選考については以前に書いたので省略するとして、その後の動きを見ていきましょう。

☆トライアウト追加選考(4月19日)&最終選考(5月8日)
最注目は「JBLで移籍・引退リストに載った選手が何人来るか」という点です。リストには日本代表経験者の名前も多く、これらの選手がbjでプレイする姿を想像した人も多かったと思います。しかしフタを開けてみれば、スーパーリーグからは佐藤浩貴(専修大→松下電器)だけ。長谷川誠・庄司和広に次ぐ元日本代表bjリーガー誕生への期待が大きかった分、いささか拍子抜けという気がしないでもありません。
とは言うものの、昨年よりもレベルは確実に上がっています。スーパーリーグ組がいない代わりに日本リーグから実力派の選手が来ていることに加え、呉屋貴教(日大出)や池田雄一(東海大出)など大学トップクラスだった選手もいて、ネームバリューだけで考えても昨年以上なのは確かです。全体的にサイズも昨年より大きい。
これは、河内コミッショナーも言っていましたが、とりあえず昨年は様子を見ていた選手達も1stシーズンの成果を受けて「トライする価値はある」と判断したということでしょう。良いステージを見せることで良い選手が集まり、さらに良いステージに昇華するという好循環が生まれつつあります。 1次選考・追加選考に比べるとやはり確実にレベルは高かったですね。パスのタイミングや精度、シュートセレクション、ディフェンス等はもう雲泥の差です。河内さんは「僕が監督だったら、この中からメンバーを選んで外国人を入れれば十分戦える」と言っていましたが、確かに1年目からプレイオフにいけるチームが2つは作れそうというのは僕も感じました。つまり、富山と高松にも大いにチャンスありです。
ちなみに会場の東京スポーツ文化館には、bjの選手も来ていました。もちろん埼玉と東京の選手がほとんどですが、何故か長谷川誠(新潟)の姿も。そして、新潟OBの細野真はジャパンエナジーで同僚だった石橋貴俊に声をかけていました。観客席で青木勇人・庄司和広・鈴木裕紀といった元新潟組の即席同窓会も開かれた模様です(?)。

☆ドラフト会議(5月22日)

昨年は六本木ヴェルファーレで行われたドラフト会議、今年は原宿クエストホールでの開催です。最寄りの原宿駅から会場までは300メートル程度だと思いますが、その短い距離を通る間にもやたら背の高い人間が目につきます(笑)。
ドラフト会議は一般には非公開で、会場内にいるのはリーグ・チーム関係者、ドラフト対象者とその家族や友人、そして報道関係者。ほとんどの人がスーツ姿です。場内はステージ上だけが明るく、フロアは照明が落とされ薄暗くなっています。どことなく緊張感が漂っている感じで、何故か僕もドキドキしてしまいました(爆)。
そしていよいよ会議スタート。栄えある全体1位指名は、予想通り呉屋貴教でした。指名したのは富山。名前を読み上げられるとステージに上がり、河内コミッショナーから指名チームの帽子を被せてもらいます。この帽子がメジャーリーグ等のキャップを販売しているメーカーのもので、実にカッコイイんです。
その後に指名選手のスピーチがあるのですが、いの一番の呉屋選手のスピーチが少々長めだったせいか、後に続く選手も一言二言で素っ気なく終わってはいけないという雰囲気になってしまった感があります。それで失敗したのが、直後の全体2位で高松に指名された石田晃章(中大出)。スピーチの途中で長~い沈黙を作ってしまいました。先頃二世タレントと結婚した某芸人に顔が似ている石田選手ですが、喋りに関しては某芸人と違ってあまり得意ではない様子。しかもこんな場ですから、緊張で余計に喋れなくなるのも当然ですね。
そんな厳粛な場を和ませたのが石橋選手。当然のように富山からの指名を受けて壇上に上がり、日本代表時代の監督でもある河内さんから帽子を被せてもらうわけですが、「今日はこれが一番心配だった」と本人も語ったように、帽子が小さすぎて(というよりは頭がデカすぎて)どう頑張っても入りません(笑)。仕方なく手に持って写真撮影とスピーチに臨んでいました。コート上では帽子の心配は必要ないので、思い切り暴れてほしいものです。余談ですが、指名時の年齢37歳8カ月という記録はおそらく今後破られないでしょう。そういえば昨年の最高齢指名も石橋という選手でしたね。

ドラフトといえばそもそも日本ではプロ野球にしかなかった制度ですが、そのプロ野球では毎年多少なりともサプライズがあります。昨年で言うと、横浜の指名確実と見られていた選手が先に読売に指名されてしまった、ということがありました。選手の思惑やチーム同士の駆け引き等がドラマを生むわけです。
それと似たケースがbjでも生まれました。2巡目で富山が陰承民を指名したのです。陰はアーリーチャレンジ制度(庄司・上山がbj入りした際のルール)で大分に入った選手。次が大分の指名順だったこともあり、場内からはどよめきも起こりました。
しかしそれ以上にどよめいたのが、まさにその直後の大分の指名放棄でした。実はどうやら陰についてはあまりこだわりがないという話も小耳に挟んだので、先に指名されたショックはなかったかもしれませんが、いずれにしてもプロテクト4人で指名ゼロというのは驚きです。プロテクト1人(!)で指名2人の仙台とともに、A契約を減らして年俸総額を抑えたいというチーム事情でしょうか? せっかく庄司を指名できるチャンスだったんですけどね……。
全体的に見ると、予想を大きく裏切る指名はなかったように思います。大阪は天日コーチと松下つながりで前述の佐藤を、富山は福島雅人コーチと三菱電機つながりで米本聡を、そして高松は丸岡茂樹監督と豊田通商つながりで喜多誠を、青木幹典コーチと浜松大つながりでアイザック・ソジャナーを指名しました。そういえば青木コーチは石田の大学の先輩でもあります。
さらに、新潟が地元出身の池田、仙台が東北出身の高橋憲一(東北学院大→日立電線)と近藤雄治(愛知学泉大→ホシザキ東海)、富山も地元の野尻晴一(法政大→大塚商会)というように、地域性を重視した指名も見られました。埼玉と東京の指名ゼロ、全体で17人指名という点もほぼ想像の範囲内ですね。
しいてサプライズを挙げるとすれば、僕的には大阪2巡目(全体5番目)の斉藤資(日体大出)でしょうか。実力は間違いなくありますが、大学時代は怪我が多くて実力を発揮できなかった選手。ガードを指名するなら、日体大同期で4年間主力だった与那嶺翼のほうが無難かと思うので、意外といえば意外でした。とにもかくにも指名されたわけですから、プロでこれまでの分を取り返すつもりで活躍してもらいたいところです。

これからチームごとのトライアウト等を経て、2ndシーズンの陣容が決まります。まだまだ目が離せませんね。