トホホ! ジョーンズカップは観られなかった。 – なんトラ193

台湾に行ってきました。

主目的は我が家にホームステイしていたアンジェラの弟君の結婚式に招かれたからでした。もちろん、2年前の彼女の結婚式にも出席していますが「出て行ってしまう娘と、家を継ぐ長男のとは違うから是非来て祝ってください」とアンジェラと父君もおっしゃって下さったので行くことになったのです。日本との相違も分かって面白そうだと言う好奇心も凄くありましたのでトライです。

7月11日に発って22日までの滞在という12日間ですから、台湾訪問としてはかなりの長めだし、ちょうどJones Cup(ジョーンズカップ)の最後の美味しい部分を観戦できるかも…、と勇んでおりました。まぁ、訪問先は新竹(シンチュウ)と台中(タイチュン)だけれど新幹線を使えば1時間ほどで台北(タイペイ)着くし、チャンスを狙っておりました。

ジョーンズカップは毎夏行われる招待試合で8~10チームが参加します。現在は男女とも行われておりますが、スタートは1974年に中国がIOCに加盟するとともに台湾が追い出された形になってしまった時のことです。当時のFIBA事務総長のウィリアム・ジョーンズは一考します。

「いままでアジアのバスケを支えてきたのは中華民国(台湾)だが、中華人民共和国の方が大国であり将来性もある。そこで一度台湾には外れてもらって中国を入れよう。だが、外れている間台湾のレベルが落ちてバスケ競技者が減るのも困るので、自分の名前を冠したカップをプレゼントして世界各国からチームを呼んであげよう。そこまで責任を持つ。そうすればレベルも保てるし人気も得られるだろう」

と、こんな経緯で始まったジョーンズカップ、いまやそんな裏の話はかなり古い人でなければ知らないことになってしまっています。台湾も日本もです。ですがかなり良いチームが出場する伝統はまだまだ健在です。だからボクは観ておきたかったのですね。

ところがところが、いやぁ~なんだか訳の分からない行事? が盛りだくさんなのが結婚式って言うやつで、人の出入りは多いし、親戚関係の会う人会う人すべてが2度目なので、皆ニコニコしながら寄ってきてカタコトの日本語交じりで握手を求めてきます。そういえばこの人は父方の…、こちらのおば様は母方の…、と言うように少しずつ思い出しますから時間のかかることかかること。結局、わがジョーンズカップ観戦作戦は徹底的な台湾式結婚セレモニーのフルコート・プレスに対応できず、見事玉砕となってしまいました。

でも、TV観戦を試み3~4試合を飛び飛びで見ることが叶いました。やはりTV放映の中心は台湾戦がらみ。ボクが取材やアジア連盟のエディトリアル・コミッティー関係の仕事がらみで見ていた台湾チームとは一皮も二皮も剥けた良いチームに仕上がっていて、この後のアジア選手権での活躍が大いに期待されていました。

わが日本チームはついに観る機会無しで終わってしまいました。マニラでのFIBA ASIA選手権で見れると思うので次に回すと致しましょう。

さて台湾の結婚は大変です。婚約式、結婚式、結婚披露宴と3部に分かれています。

まず、14日の婚約式、お嫁さんの実家にお婿さんの親戚一同が行ってお婿さんがお嫁さんのご両親に許しを請うと言う形式。近くの大きなレストランでお嫁さんの友人を中心に招いて婚約レセプションの大食事会。これだけでも150人は出席していたようです。面白かったのは食べきれないほどの食事が出るのですが、お婿さん側の客(すなわち我々)は早めに残して出るのです。それはすべてお嫁さんのお客さんの方がテイクアウトする習慣になっていると言うことです。

そして17日は結婚式、新郎の友人5人くらいがベンツを運転して新婦とその友人を迎えに行きます。新婦が到着すると火をおこした七輪のようなものを乗り越え、その先にある瓦を踏み砕くのです。これでもう育った家には帰らない、火を大切にする、つまり家を大切にすると言う決意なのだそうです。この日も最後はケータリングで食事会、新郎の自宅で行うので少し少なく50人ほど。

さて最後は20日の披露宴。こちらは200人ほど。日本とほとんど変わらない形ですが親族はドレスアップしますが友人たちはデニムで来る人も大勢いる。結構カジュアルな席のようです。黒一色で決める日本とは違うのでびっくりしました。
いや~、よく食べました、少し呑みました。体重は確実に5kgは増でしょう。

なんでも楽しくトライして外国の結婚式に出たのは2か国4回目。いつも新たな発見があります。それが実に楽しい。
それでは次号の“なんトラ”までごきげんよう。


素敵な草野球

23日の月曜日はすごく素敵な草野球をさせていただきました。

わがチームの最高齢は82歳、70代が多くボクなんぞヒヨッコでした。

監督からの説明では、打順はお墓に近い人から(お年を召されておられる方)で13人が全員打つ。13人だから守らない先輩のいます。
非常に良く出来たルールです。

ボクは一番ボールが来ないといわれる2塁を守り、守備も1回ずつの交代制でした。
成績は4打席1安打、1フォアボール、1打点。

わがチームは11対1で文句なしの勝利でした。

半世紀ぶりの試合、超面白かった。


We are OHTSUCHI! We are Strong! – なんトラ192

192

6月の22日から24日まで岩手の大槌町に行ってきました。3ON3の桜木杯が行われるからでした。
昨年の暮れ、12月19日に代々木第2体育館で行われた“バスケの日”のイベントに矢野アキ子さん、河谷秀行さん、三浦克彦さんの3人がはるばる来てくれて観戦してくれたことからが始まりでした。
そのときにお聞きしたのは「花道プロジェクトというものを立ち上げて、バスケを主体として大槌の町を元気にしたいのです」と言うことでした。頂いた名刺の裏には、

我々花道プロジェクトは
大槌町にある桜木町に
桜を植樹し、花道を作っています。

この「桜木の花道」をシンボルとして
バスケで町の活性化を計り、

大会の開催をはじめ、子供から大人まで
もっとバスケを楽しめるように
アウトコート建設も計画しています。

と宣言しています。
大槌町が大震災時の津波で甚大な被害を受け、多くの方々が亡くなられたことは知っていました。ボクも被災地に対して何かお手伝いできることはないかとず~っと考えておりました。でも、押し付けがましいことは嫌でしたし、ボクらしいお手伝いができることはないかと探していたのです。
お話を聞いたときピ~ンときました。これならば、バスケでならば、何とかどんなことでもお手伝いできるかもしれないな…と。
そこで1月に能代に行った帰りに大雪の大槌を訪ねました。そこで現地のメンバーとお話して更にいろいろな状況が見えてきました。丸2年立つのに今まで町のあったところはまだ更地のまま。だんだんボランティアの人たちも少なくなり、復興の作業をする人たちも減っていき、経済の活性は落ちるばかり、というのです。
「一般の生活をする人たちにとってどうなるのが一番良いのですか?」と単刀直入に聞きました。すると、「大槌に来ていただいて現状を見てもらい、泊まって、食事や呑んでいただいて、お土産を買っていってもらうというのが一番効きます」という答えが帰ってきました。
「うん、それならばボクにもお手伝いできるかも」と思いました。
さぁ、それから皆に声をかけ始めました。5月の連休にはプロジェクトのメンバーが能代カップの観戦に訪れたことで交流が生まれ桜木杯に市役所チームと石井ファミリーの2チームが参加を見て10人。岡田優介会計塾の同期生も10人ほど、その他にもバスケットボール振興会の理事の方、HOOPHYSTERIAのメンバーの方など約40人近い人数が集まりました。それぞれ電車で、車で、レンタカーで参集したのです。
ボクには4つの思いがありました。

1.なるべく多くの人に大槌を見てもらいたい。
2.バスケ好きはどこにもいる、ということを体感してもらいたい。
3.大会にも参加、出場してもらいたい。
4.そして大槌でお金を落としていってもらいたい。

と。その思いは後で皆さんからメールを貰ったり、直接お話を聞いたりした所によると来て良かったという声が多かったので通じたようで一安心です。
ある人は「震災の爪あとを目の当たりにして、何か自分にもっと出来ることはないのか?というきっかけになりました。花道プロジェクトを引っ張っていらっしゃる矢野さんは広島から来ていると聞いて驚きましたが、気持ちと行動でいろいろな支援が出来るのだ、と非常に感銘いたしました。今回だけで終わりにせず、自分なりに出来る支援を続けて生きたいと思います」。
国会議員でも復興担当で経費で被災地に来ているかたと、自費で勉強のため現状を見に来ている方では、かなりの温度差があるといいます。良き化学反応が出てきた用で嬉しく思っています。
復興には時間がかかると思います。ボクも腰を落ち着けてしっかり根性を入れて、応援をしていきたいと思っています。読者の皆さんも出来たら来年行ってください。大槌に。

それでは次号の“なんトラ”まで、ごきげんよう。


バスケの街 能代


先日、能代カップを取材する機会がありました。久し振りの高校生のゲームを十分堪能致しました。

ここのところ10月には4年連続で能代には行っているものの、中々自由になる時間がなかったので市内の探訪もせずじまいでした。

で、今回は意を決して廻ってきました。でも、ほん一部であることをお断りしておきます。


あらゆるところにあるんです。当たり前のように…。

写真の中のダンクカードというのは地域のコミュニティーカードで、ポイントがたまるといいことがあるようです。越後屋さんと言う和菓子屋さんの看板ママに持ってもらいました(有難うございました)。


周りの風景や佇まいはなんだかケンタッキーのような感じが何時もしていましたが、今回は本当に実感しました。

(島本和彦)


小田急線狛江駅高架下

  • 場所:東京都狛江市(小田急線狛江駅下車3分)
  • 時間:9:00~19:00
  • 休場日:毎週第3木曜日(祝祭日の場合は翌日)、12/27~1/5
  • 使用方法:直接現地へ。自由使用
  • 雨天時:プレイ可
  • リング数:2(背中合わせ)
  • 特記:床砂利、水道有
  • 管理者:狛江市教育委員会体育課(03-3430-1141)
  • 評価(5段階):★★★★☆(管理良好、キレイ)