3月30日から4月6日までLAに行ってきました。
 毎年恒例のHOOPHYSTERIA TOURです。
 今年は人数が少なく6人での催行でした。多い時には40人も参加して大変だったこともありましたが、今回は非常にコンパクトでなかなか実りの多いツアーでした。実質4日間なのですがNBA3ゲーム(LAレイカーズvsサンアントニオ・スパーズ、LAクリッパーズvsユタ・ジャズ、LAレイカーズvsヒューストン・ロケッツ)、NHLのLAキングスのゲームを観る事が出来ました。
 どの試合も満員の観客がステイプルズ・センターにつめかけており、いまさらながらプロスポーツの先達であるアメリカの底力を感じさせられました。
 NBAのゲームでは4つの確認が出来ました。
1 スパーズの圧倒的な強さは、ティム・ダンカン、トニー・パーカー、マヌー・ジノビリが健在だからということもありますが、根本的なところはディフェンスだということです。ブルース・ボウエンの凄さをみせつけられました。彼が出てくるとレイカーズの若手は何も出来なくなってしまうのです。
2 クリッパーズは本当に久し振りに良いチームになっていました。サム・キャセールとカッティーノ・モブリーが加わったおかげで、コーリー・マゲッティー、エルトン・ブランドそしてクリス・ケイマンの不動の布陣が確立しました。かなりポストシーズンも良い所まで行きそうです。
3 順位はいつもと逆でクリップスの方が上ですし、ゲーム中のアトラクションも圧倒的にクリップスが勝っていました。大受けだったのは平均70歳以上のおばあちゃんダンスチームでした。40人からの大所帯で黒のパンツに黒のベスト、金色の蝶ネクタイで、孫がうん十人、ひ孫が何人と紹介された後、一糸乱れぬ見事なダンスを披露してくれました。最後に80歳を超えた最高齢のおばあがきれの良いダンスをみせ、若い男性の踊り手とのやりとりは満員の観衆の目を惹きつけ、前後の開脚できめたときにはスタンディングオベーションで讃えられたほどです。Bjの大分でも使える素晴らしいアトラクションでした。
4 レイカーズも良い点が2つありました。1つはコービーがすごく余裕を持ってプレイしていたこと、まわりをすごく生かすようになっていたことです。81点をあげた自信がみなぎっていました。そして、ワシントンからトレードされてきたクワミ・ブラウンが成長していたことです。意識してリバウンドに飛び込んで使えるようになっていた事です。来シーズンが楽しみです。
さらに、この時季はファイナルフォーが行われる4月1日、3日とばっちりのスケジュールだったのでパサデナのスポーツバーでジョージ(リベイロ)と、阿部(理)君と大騒ぎしながらTV観戦としゃれました。残念ながら地元のUCLAは勝てませんでしたが、最後まであきらめないファンに囲まれて熱狂・狂乱を体感できました。
 フロリダ大のジョアキム・ノア(お父さんはテニスの全仏で勝った事もあるヤニック・ノアです)の凄さを視る事が出来ました。14.0点、8.5リバウンドでMOP(最高殊勲選手)を獲得しました。近いうちにNBAで活躍すると思いますので、覚えておいてください。
 MLBはOPENING DAY(開幕日)にあたり、ESPNのスポーツセンターで松井のも含めて36本のホームランをすべて見ることが出来ました。

 こんなことをやっているから全然寝る時間が無かった事は言うまでもありません。
 レイカーズvsヒューストン戦でレイカーズが相手を90点以下に抑えたため、Jack in the Boxというハンバーガー屋さんからフリー(無料)のタコス2個が観客全員に与えられるチケットを貰えたので、しっかりと交換してきて、夜食にしました。
 こんな風な楽しみ方が出来るんですから、アメリカ行きはこたえられません。毎年3月にはこんなのをやっておりますのでHOOPHYSTERIAのHPをチェックしてください。ごいっしょに如何です?。

それでは次回の“なんトラ”までSEE YOU!