先日、と言っても2か月くらい前になるけれど、軽井沢のアウトレットに偶然行ったときのことです(そう、そのとき星野温泉の“ハルニレテラス”で雄彦センセにお会いしましたっけ)。
ナイキのお店を見ていたら非常にボク好みの、軽い山ならばこれでOKといえそうなトレッキングシューズ、いやトレッキングスニーカーを見つけてしまったのであります。廉かったし、ちょうど気軽に履くシューズが切れていたのも手伝って、衝動買いしてしまいました。カロライナ・ブルーの濃淡でカラーリングされており非常に軽い。普段履きにもよさそうで…。大いに気に入り、その後何だか毎日履いておりますな。(4.800円也)
そして、1か月ほど前のこと。以前から相談を持ちかけられていた若き友人が、趣味で(?)中国のバッシューを輸入してしまったというのを聞いて見せてもらった所、メーカーはPEAK(ピーク)。シューズの名前はジェイソン・キッドⅡ。こちらも、ブルーのグラデーションにホワイトがベースであり、ローテクなフォルムがまたしても気に入ってしまったのです。
マジックの後のPG(ポイントガード)の系譜はボクのなかではキッドになっておりましたので、彼のモデルとなれば欲しい。そして売れ筋ではなくても一生懸命にユーロバスケのジャージを輸入してネット・ショップで販売してみたりする、マニアックな姿勢が気に入っている若者だったので、応援購入してしまった訳であります。
このシューズのデビューは8月22日の狛江でのファイブスター・キャンプにしようと思っております。(10.200円也)これも、なんだか毎日履き馴らすために足を通していますが、29日の一宮キャンプにもこれで行こうと決めております。
さらに、丹沢の大山でシューズのソールの劣化で山系のシューズがなくなってしまったこともあって、師匠・高柳兄同伴で神田駿河台下近辺を山靴探索におもむいたのであります。駿河台下は20代中盤のころ主婦の友社にアルバイトしていた頃にうろついておりましたから、土地勘だけはありました。当時から山岳系、スキー系、スノボ系のお店が林立していました
師匠の助言では、最初はいろいろな店を見回って買わず、アドバイスを聞いたりしてチェック、目を馴らすことに専念するのがよろしい。と聞いておりましたが、ICI登山館という看板を見たとたんここで買おう、と決めてしまいました。
なぜなら、高校時代にスキーで燕温泉スキー場に行こうとしていた時に豪雪で赤倉で足止めを喰らったときに、山小屋でたまたまご一緒したのがICIの社員だった横田さんと言う方。その後、彼のいた新大久保の本社によく遊びに行かせて貰いスキー用品を買わせて貰った思い出がフラッシュバックしてきたからなのです。
山歩きで大事なポイントは4点、シューズ、ザック、雨具、スパッツ(足首部分をカバーする用具)と言います。
で、今回はシューズをまず、と考えて説明を聞いているうちにやはり閃きました。店のスタッフに何足かの説明を聞き、試着というか試履きをしているうちにピーンと来たのがありました。これもブルー系の濃淡でカラーリングされているAKUと言うイタリア製メーカーの物で靴底はビブラムソール、全体はゴアテックス仕様なので軽く熱もこもらない上に、丈夫でありグリップ力の強さには定評がある製品です。タウンユースにもなるということなのでせいぜい慣らし履きをして、本番に備えようと考えています。(26.350円也)
だんだん値段が高くなってきていますが、一生懸命に履きこなしたいものです。そして師匠にいろいろな山に連れて行って貰うことに致します。これも“なんトラ”ですね。
最後の山用のシューズは自分への64歳の誕生祝い(8月生まれです)として強引に納得しようとしております。
それでは次回の“なんトラ”をお楽しみに。それまで、まだまだ暑そうですが、ごきげんよろしゅうお過ごしください。