11月の中旬より、なんだか例年よりあわただしく余裕なく過ごしております。
TVのbj、ガオラとBBC(びわ湖放送)の中継放送やら、狛江市のスポーツ振興審議会の答申のための会議(高齢者、障がい者のスポーツをいかに盛んにするか…)、総合型地域スポーツクラブ準備委員会のプレ事業(ノルディック複合金メダリスト・荻原健司さん講演会)の司会などなどこなしていたらあっと言う間に12月下旬になってしまいました。
ここのところ自分のやる事の多くが地域のなかで動くといった、かっこよく言えば“パブリック・サービス”の部分が増えて来ていて、新たな方との邂逅とともに大変刺激的で勉強になる日々を過ごさせていただいていると感じます。
よく、やることがなくて…などということを聞きますが、私にとってはどうもそうしたこととは縁がないようでありますな。ありがたいことです。すべてスポーツ関連なので、今までの経験が生かせるし、人脈も使えるので楽しくやらせてもらっています。ゆくゆくは今やっていることが実りを迎える日も来ることと思います。
そんななかで先日、友人からのお誘いで関東大学ラグビーの対抗戦グループの伝統の一戦、早稲田-慶応義塾戦を観戦に行ってきました。
双方ともに全勝の対決でもの凄い好ゲームでした。この定期戦早稲田が圧倒的に強く61勝19敗、過去の成績から見れば早稲田が有利でしたが今シーズンは慶応が好調。こんな時は面白いとラグビー通は言っておりました。
その分析は間違いなく、慶応が終始ゲームの主導権を握っていました。しかし、好ゲームであることは分かるし面白さも分かるのですがどうも細かいところは理解できんと思いつつ観ておりましたが、観客席の回りには独り言のようにかなり大きな声でその時のゲームの状況をつぶやいている人が何人もいましたのでかなりの部分理解できたものです。FMの電波で解説をする方法もあるな、などと考えましたが全然必要性は感じませなんだ。
結局、慶応が押しながら早稲田が徐々に盛り返し20-20の引き分けに終わりました。29年ぶりの引き分けだそうです。そして慶応は帝京大との最終戦に勝てば優勝、引き分け以下の場合には明大戦を残す早稲田に優勝の可能性が出てくるということでした。(結果は慶応が帝京に負け、早稲田が明治に勝ち優勝をとげました。)
そしてバスケ以外のスポーツの時は、まずその雰囲気を楽しむことを第一にしつつ観戦しますので、寒さ対策だけはきちんとして行きました。しかし11月23日は結構陽が当たっていれば暖かかったのです。でも、日陰になると寒さがしんしんと来ます。日が陰ったとたん我が友は、やおら携帯していたバッグから陶製のカップを取り出し琥珀色の液体を3分の1位入れ、さらに小さなポットからお湯を入れたのです。“ホットウィスキー”の出来上がり。
回りの解説と、暖かいホットウィスキーで最高の観戦シチュエイションでした。屋外スポーツはこうでなければいけませんね。本当に楽しめたひと時でした。
そこで今回教えてもらった雑学をひとつ。慶応大のラグビー部は正式には慶応義塾体育会蹴球部と言うそうです。普通蹴球と言えばサッカーのことを言いますが、さすが1899年創部の日本一古い大学ラグビーのルーツのチームは凄いのひとことです。ではサッカー部は何と言っているか? ソッカーと言うのだそうだ。足からきたのかな?。
さて今年も残り少なくなってきました。我が家の周りも「狛江心に残る百選」に選ばれたクリスマス・イルミネーションでキラキラです。玄関には例年の如くクリスマス+バスケのオーナメントで飾られています。皆様にも見て楽しんでいただきたくワンショットです。
来る年が皆様にとって最高に良い年になるようお祈り申し上げます。
それでは2010年の“なんトラ”もよろしくお願いいたします。なってったってトラ(虎)イの年ですから…。
☆写真は左からオラジュワン、ドレクスラー、バークリー、コービー、アイバーソン、ハーダウェイ(吉成誠作)