Most beautiful season. – なんトラ112

 良い季節となりました。桜が咲いて、木々の緑がどんどん芽吹いてきて生命の尊さを感じることの出来る季節です。ボクにとって四季の中で一番好きな時季です。
 なんといっても気持ちが良いですよね。薫風といいますか、爽やかな風が吹き抜けていると自転車に乗る動きも軽々となります。日曜の早朝6時、眼が覚め天気が良いと見るや自転車に飛び乗り近くの氏神様の神社裏にある畑にすっ飛んでいきます。どんなに前夜に不摂生しての夜更かしをしていても眼が覚めるから不思議なことです。
 畑の師匠はまだ真っ暗なうちから行っておりますから、ちょうどボクが行くと一服の時間で“Give me a break.”ということになります。そこで飲むコーヒーで眠気が完全にとれ、新緑に染まる畑をながめ、狛江の古墳群(あるんですなぁ、これが)をボ~ッとながめているとそれだけで体の細胞が開きはじめて、新鮮な気があふれてくるような気がします。
 そんな今、畑の花々もいっせいに花開きます。
 芝桜。
 水仙。
 昔からある花ですが名前を失念しました。サギ草みたいな花です。
 この黄色いのは菜の花ではありません。少々色目が薄いですね。ブロッコリーの花です。
 さやえんどう。
 プルーンの木の花。りんごの花みたいですね。
 かきつばたかな?。
 椿。
 そして、いろいろな作業が一応終わったあと、石油コンロでご飯を炊きます。この日の場合はにんじんの千切り、乾燥ホタテにお酒を少々入れてまぜごはんです。炊き上がったら熱いうちに大き目のおにぎりにして、それをやはり畑で取れた高菜を漬物にしたものの葉の部分で包み“めはり寿司”という和歌山県で食されているものを作ります(師匠が和歌山出身であります)。
 さらに、ほうれん草を引っこ抜いてきてゆがき、おひたし。おかかをたっぷり、醤油をかけまわして出来上がり。いたって簡単。また、ほうれん草だけでなくさやえんどうとその1種のツタンカーメンという表面が紫色のやつも一緒にやっつけます。こちらはマヨネーズを少々かけましたな。たくあんも自前のあまりしょっぱくない無添加もの。
ここまで揃えば後は飲み物で、この日はワインとシャレました。新世界ワインですがなかなかの優れものであり、コストパフォーマンスも良いフルボディの“OBiKWA”。南アフリカ産です。葡萄(ぶどう)の種類出4種あり、シラーズ、カベルネソーヴィニヨン、メルロー、ピノタージュとありどれも言うことなしの落ち着きがありました。畑でのランチパーティーでは酔うことはありません。至福の時といえましょう
東京でこんな経験をできるというボクは運が良いとしか言えません。何時までも大切にしておきたい場なのです。

今回は、あまりにも畑の周りがきれいだったので写真も多くしてみました、お楽しみください。これからも時々レポートすることといたしましょう。
それでは次回の“なんトラ”までごきげんよう。