NBAはロックアウト(ストライキは従業員がするもので、こちらは経営者がチームの持っている施設に入らせない方法)でゲームが行われず、世のNBAファンを嘆かせております。
WOWOWは昨年からNBAの権利を獲得して放映を始めておりましたが、そのロックアウトでゲームの放映が出来ず苦慮しております。今、放映しているゲームは現在の現役は一人も入っていないゲームばかりをやっています。ロックアウトと言うのは昨年のゲームも駄目というそんな厳しい縛りもあるようです。
だからやるということではないようですが(当初より企画していたようです)、来る11月23日は勤労感謝の日の休日ですが“23”にちなんで「23日はマイケル・ジョーダンの日」として朝8時から夜10時まで、14時間の特番をすることになりました。
ボクは、こういう極端な企画が大好きです。だって、好きなスポーツをず~っと流してくれるのですから言うこと無しですよね。それも、ただ好きなバスケットボールを流すんじゃあなくて、MJに特化してやってくれるのですから、それも14時間も。誰が、どのようにアナウンスするのか、そして喋るのかということももの凄く興味を持ちました。さらに、どのような表し方をするのか? 雑誌で言えば1冊まるごとマイケル・ジョーダンというようなものなのですからね。
「これは絶対見なければいかん」
「どうしよう、まだ契約していないし」
「そうだ、誰か契約している友人にDVDを録って貰おう!」
などという、しみったれたことを考えておりました。
そうしたら電話が掛かってきました。WOWOWからです。
出演してくれというのです。
どうやら、NBAが日本で認知されだした頃、NHKのBSで一番解説をしていたのが僕だというのです。あの頃の熱気を最も感じていたと言うことなのでしょう。番組の中で見れるならこれ以上良いシチュエイションはない。ここでも2回目の言うこと無しと言うのが出てきました。
そして、まずMJのすべてはここから始まったと言う“THE SHOT”の1982年のNCAA選手権決勝。UNC―GEORGETOUN.これはパトリック・ユーイングとの対決です。
続いて1度目の3ピート、1993年のNBAファイナル第6戦。BULLS―SUNSこれはチャールズ・バークリーとの執念の争い。
最後に2度目の3ピート、1998年のNBAファイナル第5戦。JAZZ―BULLSでストック―マローンが立ちはだかったゲームです。
3ゲームも喋ってしまいました。ボクは十分これで満足して素晴らしいゲームで快感を味わっていましたが、当日23日の生番組にもと言う話をいただきました。
否やとことわる理由もありません。僕の知っている、研究したMJをすべて話す集大成にしようと考えました。3回目の言うこと無しです。
さらにUstreamというパソコンで見れるTVで配信する23日を盛り上げる直前企画(11月20日)も出演と言うことになりました。4回目です。マニアックトークを思う存分しろと言うことのようです。もう、ここまで来るとやけくそです。悪乗りする以外に方法はありません。放送局WOWOWの製作スタッフの手に乗ってしまおうではありませんか。
ボクは大いに楽しませていただきます。
井上さんのHPを常にチェックしておられる皆さんも、是非ご一緒に楽しもうではありませんか。
それでは次回の“なんトラ”までごきげんよう。