コーチKの翻訳本が出る予定…。 – なんトラ147

 文章を書くことは難しいし大変なことだということをボクは理解している。だから、雑誌連載分くらいの長さ(2000字~2500字)が限界で、長文を書くのは苦手なのです。だから他人の本でも全部訳すなんて信じられない。
また、自分が先頭に立って旗を振り、なにかを実行に移すことも非常に苦手です。しかしこんな物が欲しい、こんな本を読んでみたいという欲だけは人一倍持ち合わせている自分がいるのです。ようするにわがまま、天邪鬼ということなのですね。だから編集者になってしまったのだとも言えます。
 なんと言っても性格的にフィロソフィー的にも“他力本願”というのが“座右の銘”みたいになってしまっているのだから始末に負えません。
唯一、ボクが動き出す場合を今までの例で見てみると、人に頼まれた時か、こうしたら人のためになるだろうなどという時しか思い当たりません。
 阿部理君の時もそうでした。残念ながら彼の思いは届かずNBAプレイヤーにはなれてはいませんが、少なくとも彼がそういう考えを持っているということは多くの皆さんに知らせることは出来たと思うのです。
 そしてまた同じような状況に陥いりました。真面目で有能な、バスケの大好きな若者から相談されたからなのです。

それは2年ほど前のことです。突然電話をもらいました。「相談したいことがあるのですが、お時間を作っていただけませんか?」というものです。
 彼の名前は佐良土茂樹君、非常に珍しい名前で“さろうどしげき”と読みます。彼とはHOOPHYSTERIAのメンバーでもある大分ヒートデビルズの元オーナーの矢野さんの大学時代の部の後輩という縁で最初のつながりが出来ていました。
その時の話は「NCAAの名門デューク大のコーチK(マイク・シャシェフスキー)のファンであり、彼の書いた本が自分の人生の指針になっている。そしてこの素晴らしい本をつたない訳だが翻訳してしまった」ということなのです。
 そして「出来れば出版して、日本のバスケットボールの指導者に読んでもらいたい。何らかのお役には立つと思う」と言うのです。その時に仮翻訳した原稿も手渡されたのです。もちろん一気に読みました。彼の言うことがよ~く理解できました。バスケに対する考え方はもちろんのこと、生き方つまりライフデザインに関してまで触れているフィロソフィカルな本なのです。
私も編集者としてここまで生きてきましたが、どこで発行されるどんな書籍も売れ筋ばかり考えていて、出しておかなければいけない書籍がなかなか出版されない現状があります。九州の何処かの知事さんではないけれど「なんとかしなければ…」と正直思ったのです。そして出版社の方とも相談し、何とかなりそうな情況が見えてきました。

そこでバスケットボールを愛する皆さんのお力をお借りしたいと考えました。私1人の力では如何ともし難い所もあり、最初に何とか決定の売れ部数を出版社に示すことが出来ればそれなりの説得力になりますし、佐良土君に対する応援にもなります。また、バスケット界に対してもひとつの行動を示すことが出来ると思ったのです。
バスケに理解を示していただける方に1口=5.000円の投資をしていただき、書籍出版の糧(かて)とさせてもらおうと考えたのです。何口でもお申し込みできます。分かりやすく言えばよく映画を作る時に資金を集める方法として“……映画制作実行委員会”というものを作って協力をいただく方法と同様です。
そしてご支援のお礼に、書籍巻末に“SPECIAL THANKS”のページを作ってもらい、そこにご協力者のお名前を入れさせて頂くことにしました。自分の名前でなくともプレゼントとしてお名前を入れるのもOKです。
そして刊行後に書籍2冊(支援金額によって増えます)をお送りすることになっています。書籍の予定価格が2000円~2500円で考えていますが、なるべく多くの方々に読んでいただきたい内容なので限りなく2000円に近い価格設定をとボクは要求しています。

発行予定日は2011年の1~2月。NCAAバスケが佳境に入る時です。今年は連覇がかかっているデューク大ブルーデビルズです。
2008年北京オリンピック金メダル、2010年NCAA選手権優勝、2010年トルコ世界選手権優勝コーチのマイク・シャシェフスキー氏のフィロソフィー(生き方)に是非触れてみていただきたくて“なんトラ”のスペースをお借りいたしました。

よし、若者のために出資してやろうとか、バスケのためにとか、娘、息子のためにとかお思いの方は、申し込み・お問い合わせメールアドレスの coach.k.hoop@gmail.com にアクセスしてみてくださいませ。前回の“12月21日はバスケットボールの日”ムーブメントと同じようなものですが、両方ともよろしく“乞う支援”でございます。

それでは次回の“なんトラ”までごきげんよう。