地域密着は心地良いもの…デス。 – なんトラ105

 我が家には2人の息子がいる。息子なんて言えば可愛く聞こえるがもう2人とも30歳を超えているし、家を出て独立してしまったため最近は寄り付きゃあしないし、連絡もしてきはしないのです。
 他人から息子あてに電話があろうものなら“振り込み詐欺”じゃなかろうか? と思わず受話器の前で身構えてしまうことが多々あるのです。2人とも親父に似たのかサラリーマンになることなどハナっから考えておらず、完全なる“自由人”的生き方を通しフリーランスで仕事をしているんですな。

 上の息子が中学生になった時、「うちは何故家を買うとき青山あたりにしなかったの?」と聞いてきたことがありました。「何でそんな風に思った?」と返したら「青山の方がかっこいいじゃん」と来たもんだ。そりゃあ、家長である我輩だって青山には住んでみたいと思うことは思う。でもね…。返事に困って無言で頭を垂れてしまったことを思い出します。
 その息子が、少し世の中の状況を分かってきた大学生になった頃、「狛江も結構いいよね、棄て難い」なんて言ってくれたので少しほっとしたものでした。

 そんな訳で30年来狛江に住んではいますが、地方に行ったときには説明に困ることが多いのです。知らないんですよ狛江市を…。ですから、「新宿から小田原に行く私鉄で小田急線というのがありましてね、途中に高級住宅地のある成城学園という駅があるんですが…」とここまで言うと「あぁ、知っています、知っています成城学園」と言うんです。「その2駅先なんですが」と言うと、首をかしげながら「へぇ~、凄い所にお住まいですね」と全然認知していない感じの反応なのです。
 まぁ、いいんです。知らなくとも。人口は7万人弱の日本一面積の小さい市だし、税金は高いけれど(企業がないんでしかたがない)、住みやすいし、緑も多いし、近くにきれいな川(多摩川)もあるしね。

 さて、大分前にも書きましたが土、日の休みの時にはご近所のお父さんがやっている近くの畑に朝早くから邪魔しに行けるし(手伝いにいってるんじゃない。邪魔しに行ってるけど、帰りに新鮮な野菜を頂けることもある)、市の公募で応募したら“スポーツ振興審議委員”などというのにもなれてお手伝いできたし、その流れで“総合型地域スポーツクラブ”の立ち上げにも関われています。うれしいことです。
 そして今年で11年目になるご近所の約10軒の壁面に11月の上旬から12月25日まで明るくライトアップするクリスマス・イルミネーションも続いています。
特に今年は「狛江のまち-魅力百選」にも選定され、毎年恒例の11月16日に行われた“狛江市民祭り”で表彰もされたので力が入って8日から点灯しております。この不景気風が吹いているご時世に、不謹慎とか脳天気では? という反省もなくはなかったのですが、こういうご時世だからこそ明るく、周りを元気づけて、ハッピーにしようじゃないかと、話し合いの結果頑張ったわけです。

 タイトルにもある“地域密着”という言葉はともするとどこかの団体にうまく利用されているような感もあるのですが、あくまでも住民が楽しく生き生きと遊んでいると言う感じがなければいけないと思うのです。それが存在するうちは継続が可能であるとボクは確信しています。
 今週末“地域スポーツクラブ”のメンバーの方たちと、農業を営んでおられる発足準備委員会委員長宅で“芋煮会”と称した集いをします。もちろん周りの方たちも巻き込んで楽しみつつPRしようというのが主旨になっています。前提はやっている人たちが楽しむというのが第一になっていることは言うまでもありません。
 こんな地域密着というのは心地良いものです。
こんな楽しいトライが出来るようになるには、やはりボクでも2~30年かかっています。でも、どこかでスタートすれば楽しいのですぐに時は経つものなのです。ぜひ皆さんも、とお薦めしたいです。
こんなやり方に賛同してくださる方は結構いるものなのですから…。

 それでは次回の“なんトラ”でまたお会いしましょう。SEE YOU!